瀬戸旭長久手薬剤師会

◎SAN健康トピックス

▼早めの日やけ対策!

対策は早めに! 対策は早めに!

日差しもだいぶ強くなりました。

日光浴には、骨を強くしたり、抵抗力を増すという良い

効果もありますが、ひどい時はやけどのように、

水ぶくれ、痛み、炎症を起こしたり、長期に影響して

シミ、シワ、皮膚がんの原因になるとも言われ、

最近では年間を通して日焼け防止が推奨されて

います。 ・・参考ですが! 一部の内服薬やシップ薬

では、使用後、紫外線に当たるとまれに皮膚炎が発症する副作用(光線過敏症)の出るものがあります。

ご心配な方は、主治医やお近くの薬局で一度ご相談下さい。

 

【肌に及ぼす紫外線と紫外線防止効果の数値】

 

○紫外線A波(UV-A):

   波長が長く、肌深部まで届き、黒くなるだけではなく、シミ、シワの原因に

   なり、日常生活では特に注意が必要です。 UV-A防止効果を表すには、

   PA(+)防止効果あり、(++)かなり効果あり、(+++)非常に効果あり

   と表します。通常生活ではPA++で十分な効果があります。

 

○紫外線B波(UV-B):

   肌表面の発赤・炎症(やけど)を起こす急性の日焼けの原因になります。

    防止効果はSPFで表示。 素肌の日焼けと同じ日焼けをするまでの

   防止剤の時間を表します。 

   SPF1は、およそ、(春~夏10分)、(秋~冬15分)と言われています。

   ですから、 SPF1とは⇒素肌で1分間焼いた肌と同じ日焼けをするのに、

   春~夏なら10分、秋~冬なら15分くらいに延長できると解釈できます。

   しかし実際には、こすれたり、汗で流れたりするので2~3時間おきに

   塗り直しをしないと効果を保てません。

 

【日焼け防止剤のミニ知識】

 

 ○ノンケミカル紫外線防止剤について:

   紫外線防止剤の成分には、紫外線を反射・散乱させる(散乱剤)と、紫外線を

   吸収する(吸収剤)があります。 (散乱剤)は主に酸化チタンや酸化亜鉛など

   肌に優しい成分です。 (吸収剤)は効果が高いのですが、肌刺激があり、

   肌の弱い人には不適とされ、(散乱剤)だけで作った防止剤を肌に優しい

   (ノンケミカル)として販売しています。ただ、最近は(吸収剤)でも肌に優しい

   成分が開発されたり、ノンケミカルでも、例えば、香料、保存剤、色素等で

   かぶれる場合があるので、どんな商品でもまずサンプルで試してみることを

   お勧めします。

 

 ○ウォータープルーフ(耐水性)の製品について

   (耐水性)の商品は汗や水に落ちにくく、海山、プールなどでは大変便利な

   商品ですが、こすれたり、流れたり、ムラになり、やはり、時々は塗り直さ

   ないと十分効果は得られません。 また、近所の買い物、公園など日常

   生活でチョット使う場合は、水や石鹸では落としにくく、きちんとクレンジング

   剤で落とさないと、吹き出物など肌トラブルの原因になりかねません。

   その点では使いづらく、耐水性でない製品(例えば、ローションタイプ等)は

   使用するのも、落とすのも簡単で、使いやすいといえます。

 

 ○SPFが同じでも、高い製品と安い製品について

   SPF、PA値が同じであれば、日焼け防止効果は同じです。

   ただし、高い製品は固定力、保湿力(しっとり感)、伸びなど、使用感がいい

   ので、満足度が高いといえます。 ただし、日常から、しっかり、タップリ、

   年間通して使いたいと言うのであれば、安価な製品を気兼ねなく使うという

   選択もあります。

 

【その他の紫外線対策】

  日焼け防止剤を使うのはもちろんですが、「サングラス」、「帽子」、「手袋」は

  必須です。 ポイントは・・・

 ・サングラス:ガラスの隙間から入ります。 より大きなレンズにします。 

 ・帽 子 :UVカットの素材で、なるべくツバのおおきい物を選びましょう。

 ・手 袋 :夏は面倒ですが、風通しの良い素材もあります。

 

【日焼け後のケア】

 

 ○重症の時:

   海山やプールで急激に日焼けし、痛みのある場合はなるべく早く、水風呂、

   シャワーで冷やし、冷たく冷やした化粧水でパックする方法もあります。 

   痛み、水ぶくれ、発赤があるときは皮膚科を受診し治療が必要です。

 

 ○日常の日焼けケア:

 

   日常注意が必要なのはUV-Aです。肌の深部まで到達し、コラーゲン、

   エラスチンなど肌のハリを保つ成分にダメージを与え、メラニン色素を

   増やし、シミ、シワの原因になります。

 

  (日焼けケアの医療用医薬品):美容皮膚科や美容形成外科の受診が

     必要です。 トラネキサム酸、ビタミンC,ビタミンE、レチノール、ハイド

     ロキノン等、医療用の内服薬や外用薬があります。

     他には、レーザーやケミカルピーリングが有効と言われています。

     一般薬でも同成分を含むものがあります。

  (日焼けケアの化粧品):各メーカーから、トラネキサム酸、高濃度の

     ビタミンC、ハイドロキノン、アルブチンなどの入った商品が販売されて

     います。 

  (日焼けケアのサプリメント):βーカロチン、ビタミンC、ビタミンEなど

 

     ※)医薬品でも化粧品でも、長期にケアが必要です。

     ※)各商品や地域の専門医の相談はかかりつけの薬局でご相談下さい。  

    

▼お薬手帳を持ちましょう!

 薬手帳はお近くの薬局で取り扱っています。

 色々なところで薬手帳は活躍します!

 

 ・通院中、別の診療科目を受診する時  

 ・薬局で薬を購入する時    

 ・転居して、新しい医療機関を受診する時

 ・休日診療所や救急病院を受診する時
 ・災害にあった時

 ・旅行する時